幽魂安鎮の詞
天の息(あめのをき) 地の息(つちのをき)
天の比礼(あめのひれ) 地の比礼(つちのひれ)
天の陽結び(あめのおむすび) 地の陰結び(つちのめむすび)
日の陰陽の幸魂(ひのめおのさきみたま) 月の陽陰の幸魂(つきのおめのさきみたま)
大元の御魂の神(おおもとのみたまのかみ) 大元の陰陽二柱の神(おおもとのめおふたはしらのかみ)
火気(ほのけ) 水気(みずのけ) 風の牟多(かぜのむた)
天の幽界(あめのかくりよ) 地の幽界(つちのかくりよ)
日の幽界(ひのかくりよ) 月の幽界に行きかう三つの魂(つきのかくりよにゆきかうみつのたましい)
大き小さき産霊玉神の掟を(おおきちいさきうぶたまのかみのおきてを) ちゆりほゆり 守り沙汰し(まもりさたし) 蠢もり離れ(うぐもりはなれ) 寄り合いの三津の気(よりあいのみつのけ)
奇しき三津の光を(くしきみつのひかりを) 忽ち(たちまち)
天津奇し鎮詞に因りて(あまつくししずめことによりて) 鎮め奉らん(しずめまつらん)
幸魂(さきみたま) 奇魂(くしみたま) 和魂(にぎみたま) 奇しき光(くしきひかり)
天の火気(あめのほのけ) 地の火気(つちのほのけ)
振るべ(ふるべ) ゆらゆらと
一二三四(ひとふたみよ) 五六七八(いつむゆななや) 九の十(ここのたり) 百千(ももち) 萬に(よろつに)