今まで自分が体験したことは、怖かったことは書いたことが無い。
かいつまんでしか書いてない。
もう何年もたっているが、トラウマになっていたからだ。
もう書いても大丈夫だろうか?
そのときは、幽霊たちのストーカーが激しくなって、24hで耳元で騒ぎ立て、もう十日ほど眠れてなかった。
自分も家族も統合失調症だと思って、薬を飲んでいたが効かなかった。
十日も眠れず、グロッキーでも眠れないから、田舎のほうが病室も空いているだろうから、実家に帰って入院しようかということになった。
実家に帰った時、私の目はギラギラして気持ち悪かったそうです。
それで何かあるといけないから、夜は両親の間に挟まれて、川の字になって寝ようと言うことになりました。
その頃はミックス犬がいて、それも一緒にいて、勝手に好きな人の足元で丸くなって寝てました。
最怖の夜
やはり眠れません。
眠らせないようにストーカー幽霊は罵倒しつづけてます。
この頃の幽霊は、「軍事衛星がお前の頭に焦点をあてているぞ」などとSFチックに脅すんだと今なら笑えますが、そのときは24h罵倒され続けで、肉体的にも精神的にも弱ってましたので、本当に恐怖の連続でした。
両親は疲れからか眠ってしまい、私は脅され続けて、とうとう寝室の隣のLDKの流し台から包丁を取り出してもたされました。
「早くさせ、早くさせ」とずっと脅され続けます。
自分で自分をさすように、包丁を持って構えさせられました。
でも刺せません。
痛いし嫌です。
両親に「起きて、助けて」と叫ぼうかと思いましたが、恐怖のあまり言葉がでません。
そこに犬がむくっと起きて、布団の上に座りました。
私は「○○ちゃん、ワンとないて助けて」と思いましたが
犬は・・・ (これは狼ね)

犬はむくっと起きて布団の上に座ると・・・・
犬はしゃがれ声で、人の言葉で喋りました。
「どうした、早く刺せ、早く刺さないか」
犬の口が人の言葉を喋るのに併せて動いてます。
犬の声帯を乗っ取ったものが、人間の言葉を喋らせていたようです。
このときは一番怖かったです。
同時に、
猫は頼りになるけど、犬は頼りにならない
と思いました。
あのバ〇イヌ、悪霊に憑依されてるじゃん・・・・
完全にアカン
まったく助けにならない。
散歩に連れていった恩もなにも、やっぱりアホだった・・・・
猫は飼い主がいじめられていると、相手に復讐もしてくれるが、犬はアテにならない・・・
ワンとないて、両親を起こしてくれればいいものを、憑依されて人間の言葉を喋っている
(確かに無駄吠えはしなかったんですけどね、甘えてキュンキュンはないてました。)
怖い、犬がずっとこっちを見ている、誰も助けてくれない、包丁を握りしめながら時が過ぎていくのを待ってました。
長い長い夜でした。
じりじりと夜は明けていき、やっとぼんやりと明るくなってきました。
罵倒されつつも、硬直した身体で、包丁を流し台の包丁立てにもどし、寝床に入りなおしました。
長い長い最怖の一夜でした。
翌日、入院し、睡眠薬を使ってようやく眠ることが出来ました。
それまでは12日間眠れませんでした。
千日回峰行なんて苦行はしたこともないけど、人間、死にそうになると、しばらくは霊能力が目覚めるのだということもわかりました。
死にかけたので、退院したそのあと、透視などできるようになってました。
身体が回復したら、なくなりましたが、老人が死期を悟るのは死にかけているからだということもわかりました。
猫は飼いたいけど、犬は飼ってもつくづく頼りにならないんだなあと思います。
犬は縄文時代のステータスシンボル 犬飼明神は国栖の偉人
のように、国栖の偉い人が飼っていた犬はさぞや勇敢だったと思います。
それにひきかえ、あの犬は・・・
できの悪い犬ほどかわいいのでしょうか???