高血圧に高カカオチョコレート
徳島に行って主人へのお土産に買ってきた和三盆のチョコレートを主人がボリボリ食べてました。
あれ、食べてるの、美味しい?と言ったら、まあまあと言っていた。
「どうしたの、急にボリボリ食べて?」と聞いたら、行きつけのお医者さんで高カカオのチョコレート食べるように勧められたのだそうだ。それで急にボリボリなのか
と思ったら「あさイチ」で高カカオのチョコレートを勧めていた。
カカオポリフェノールがいいんだそうな
70%以上の高カカオチョコレートがいいと言われたそうな。
チョコレートの効果・チョコレートの効能
チョコレートの効果効能です。先ず、便秘解消効果
これは私と旦那の実体験です。
食後に毎回、純ココア飲んでたら、便秘は確かに解消するんですけどね、ココアも飲み過ぎ注意ですよ
出過ぎて痩せました・・・・というより、出過ぎてやつれました・・・
チョコレートは強壮剤
元々は原産地の南米ではカカオは薬として飲まれてました。
インカ王はハーレムに行く前に、カカオを強壮剤として飲んでいました。
そう、南米では滋養強壮剤として飲まれていて、大変高価なものだったそうです。
江戸時代の滋養強壮剤・飲む点滴と言えば甘酒ですが
甘酒の効果は素晴らしい3 冷えと睡眠改善効果 寝ざめ爽やかに
チョコレートは滋養剤ハリーポッター ディメンターに襲われたらチョコレート
チョコレートも滋養強壮剤なんですね。
ハリーポッターで、ディメンターにハリーが襲われたときに、先生がハリーにチョコレートを勧めていたのはそういった理由だったんですね。
むかしココアの宣伝でテオブロミンとかどうとか言ってましたね。
「テオブロミンという名前は、ギリシア語で神の(theo)食べ物(broma)という意味を持つカカオの学名Theobromaに由来する。(ウィキより)」
テオブロミンはココアやチョコレートに最も多く含まれるアルカロイドなんだそうだ
テオブロミンは環状アデノシン一リン酸(cAMP)のホスホジエステラーゼ阻害薬として作用するんだそうな。
??? なんのこっちゃと思ったら
「ホスホジエステラーゼ阻害薬(ホスホジエステラーゼそがいやく)とは、ホスホジエステラーゼ (PDE) を阻害することにより、cAMPあるいはcGMPの細胞内濃度を上昇させる薬である。結果的に細胞内カルシウム濃度を上げる。心不全の治療として、心筋収縮力を上げるのに用いられる。(ウィキより)」
それでちょっとした強心剤のように働くから、以前は
動脈硬化症,狭心症,高血圧など循環器系の疾患の治療 に用いられたそうです。
なるほどそれで高血圧の旦那は高カカオチョコレート医者に勧められたわけですね。
ニトログリセリンと同じ成分が含まれていると「あさいち」でやってました。
ニトログリセリンが強心剤として働くのは、ホスホジエステラーゼ阻害薬と同じ働きをするからですね。
ニトログリセリンは、「体内で加水分解されて生じる硝酸が、さらに還元されて一酸化窒素 (NO) になり、それがグアニル酸シクラーゼを活性化し cGMP の産生を増やす結果、細胞内のカルシウム濃度が低下するため血管平滑筋が弛緩し、血管拡張を起こさせることが判明している。」
チョコレートやココアの中のテオブロミンが弱いニトログリセリンと同じ働きをするんですね。
テレビでは簡単に、一酸化窒素 (NO)ができるからと説明してました。
最近は、
血管拡張薬、中枢神経刺激薬、利尿薬としても用いられるようになった。
それで、脳の血管が拡張されて、ボケ防止・認知症予防、アルツハイマー予防としてもちいられるようになったんですね。
これもニトログリセリンが血管拡張薬として働くのと同じですね。
一度、何かでニトログリセリンを使った事がありますが、あれは心臓が急にドキドキするので、びっくりしました。あれは心臓に悪いです(笑)
あれを舌下に置くなら、普段から高カカオチョコレートを食べていたほうが美味しくていいですね。
でもテレビでは医者が一日に何グラムとか教えてくれて、それを守って高カカオチョコレートを患者さんは食べてました。
食べ過ぎると高カロリーですから、太ること間違いなしですよ。
美味しいんですけどね
テレビの実験では高カカオチョコレートを一日に25g被験者に食べてもらってました。
くれぐれも食べ過ぎ注意ですよ。