三月のライオン、つけっぱなしのテレビで放送されてました。旦那がいると常にテレビをつけっぱなしで寝ているので、私がながらで見ていると言うか、聞いています。
電車などでもうじき実写版の映画が始まるのか、「三月のライオン」の広告が貼られていました。
主人公役の人は主人公に似てるなあとか思いながら見てました。
3月のライオン 10 BUMP OF CHICKEN CD付き特装版 ジェッツコミックス / 羽海野チカ ウミノチカ 【コミック】
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将棋のプロの高校生の心の中がずっとと描写されていました。
子供のころからいつも僕の隣には人がいない。
だけど将棋の対局のカードがいてもいいという切符で、この切符がある限り、僕は生きていける。
自分は変わったわけではない。でもいつの間にか、将棋を通して人が集まってきていて、明るい光へと向かう汽車に乗っていた、というようなナレーションが延々と続いてました
あー身につまされるなあと聞いてました。
自分には居場所がない、と思っている子供たちには救いになるのかなあと。
大人になると案外うまく周りと楽しく過ごせるようになるのだけど
子供の頃って、自分だけ居場所がない、
そのためにグループとか必死で作って、自分の居場所を作ってた気がしました。
大人になったら、別に一人でも、やりたいことやっていればいいし、一人でも気が楽なのですが
子供の頃って、それが大問題でした。
なので、そんなことを思い出して、身につまされました。
自分の進む道をまっすぐに進んでいけば、いつか光を目指してたくさんの人と一緒にいられるんだよ、ともとれますが
自分の道を見つけられなくて、まっすぐに進めなかった子はどうなるんだろうとも思ったりもしました。
でも道が見つかろうが、光の方に進んでいるか分からなかろうが、子供の頃に居場所がない
身の置き所がないと感じていても、大人になると、意外と楽になる事が多いです。
一緒にいてくれる人がいなければ、一人で家にいたらいいし、と今が一番楽しいです。
子供の頃や若い時って、苦しくてどうしようもないけど、大人になったら楽になることがたくさんあるから、
もし、今、若くて苦しい人がいるかもしれないけど、何とかそれまで、逃げても隠れてもいいから、大人になるまで生きていてほしいなあと思います。
昔の自分にも、大人になったら、生きることが楽になる、楽しいこともあるよって、時を越えていってあげたいなあと思いました。