
月夜の猫の過去記事で書いたけど(住吉さまと真木の灰と船幽霊 https://tukiyononeko.net/maki-hyoutan)、神宮皇后が朝鮮半島に出兵したときに、住吉さまに言われて、瓢箪に槇の木の灰を入れて海に灰を撒いたので、無事勝利したということだったか
別の事で、住吉さまのことを調べていて、「住吉明神神代記」によると、神宮皇后が新羅に船で渡るとき、住吉さまは「瓢箪に真木の灰を入れて、蒔きながら船を進めるように」と言ったそうな。
昔の人は木の灰を航海に持っていって、船幽霊に会ったときに灰を撒くと幽霊を撃退できるというのをどこかで読んだ記憶がある。
そういえば、幽霊は木炭に吸収されるのだそうで、湿気とともに木炭に吸収されるのだそうな
冷蔵庫にキムコみたいな感じか?
住吉さまの瓢箪の槇の木の灰は、とにかく波動が高いそうで、波動が高いものを撒くと言う呪術なら、それによって戦う相手方の呪術を破るという意味もあるのかしらん。
そういえば、「言玉手箱」も結界をはる「すこやか」も炭を使っている
やはり住吉さまの灰は炭に呪術を吸収させていたのかしらん
寄せ付けないということは、結界を貼っているということで、今でもきっと瓢箪に槇の木の灰を詰めて持っていれば、結界になり、悪いものを受け付けないのではないかしらん?
実家の愛知県は、槇の木がけっこう生垣として使われていて、あれは相当な魔除け効果があるのではないかと見ています。
そうそう、手力男のとある神社では、某所の石は内側が空洞になっていて、炭がつまっているそうな。
これも魔除け効果なのか結界を貼っているのか、悪いものを寄せ付けないようにしているのだろう。
わざわざ石の内部をくり抜いて、炭を詰めてあるそうな
海神族の呪術なのか、環境を整えるためなのか、それとも単なる炭をためていただけなのか、それはないか
そういえば、四国では焼畑農業をしていたそうな
草木の灰を貯蔵していたのだろうけど、わざわざ手力男を象徴する石の内部に炭を入れてあるというのは、それなりの意味があるのだろう。
今度行ったら、確認してみたい。