江の島にいってきた
駅から出ると外国語が溢れていた
韓国語、中国語、英語、ロシア語、スワヒリ語・・・


弁天さんにお参りした

その時はだれも手水を使っていなくて、
その隣の銭洗い弁財天のように銭を洗う場所で銭を洗ったり
龍神像の手前の池の中の賽銭箱にお金を投げつけて
射的ゲームのようになり果てた手水場を見た
銭は洗うけど手水を使わない人達ばかりだった
そこも韓国語中国語英語が溢れていた

茅の輪を潜る
誰も茅の輪はくぐらない
日本人じゃないから
拝殿ではご神事の最中で、中国人がそれを背景にして写真を撮っていた
「写真はダメ」とおじさんが身振り手振りで注意していた
もはや日本語は通じない
江の島はDQNと外国人観光客で溢れている

弁天さんに会いたかった
弁天さんのお堂にお金を払って拝観した
ここには外国語はなかった
静かだった
しばしほっとした
八臂弁財天と裸体の妙音弁財天


弁天堂は二年前に修理し直したそうで
馥郁と檜のいい香りが漂っていた
三回鐘を鳴らしてお参りする
元は岩門楼さんの八臂の武装弁財天(八臂弁財天)と裸体の妙音弁財天がおわします
やはり弁天さんに見つめられている気がする
この八臂弁財天は奥州藤原氏の呪詛調伏に使われたそうです。
妙音弁財天さんはいつも興味深そうに見つめてくださるけど
八臂弁財天さんは目を合わせてくださらず、いつも伏し目がちだ
景色はそのままだったけど
久しぶりに来たら
ここは外国になっていた
前からカップルは多かったけど、ここまで外国にはなっていなかった


早々と中社も奥社も社殿の扉を閉めていた
まるで瘴気をいとうかのように





酒井抱一の八方睨みの亀(模写)
外国人が多いのはかまわないけど、あまりにも傍若無人で、拝殿でご神事の最中に写真を撮る中国人がいて、「写真NO!!」とおじさんが注意してたりして
亀がいくら睨みをきかせても、これだけ騒がしい気配は祓えないだろうなあ。
江の島の弁天さん2 一遍さんの井戸とCafe Madu | 月夜の猫2
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