厚生労働省の事務官が別れ話で暴力をふるい、相手の女性が肋骨を折ったとか
二歳の幼稚園児に幼稚園教諭が暴行をふるったとか
弱いものに対する暴行は許されないことだと思う。
体だけでなく、心にも深く傷を残す。
ただ、こういった暴行事件が事件として明るみに出るということは
世の中の意識が少しずつ良くなってきているのだなあと感じました。
事件になることは、暴行が珍しくなってきているのと
周りの意識が高まっているということなので
私が子供の頃は
父が幼児の弟にも往復ビンタをつって、
弟が鼻血を出しながら
居間から土間に転がり落ちる場面を目にしたり
言葉が分かるのに
言葉で言わないでいきなりビンタをつられるというのが日常茶飯事だったから
また父は私のペットのニワトリを「殺すぞ殺すぞ」と言いづ付け
実際に殺して、どうやって殺したかをとくとくと話して聞かせるような
頭がおかしい人間だったので
ヒヨコを蹴り殺し
猫を叩き殺そうとし((あほ父、猫に祟られる )
物を破壊するのはしょっちゅうで
「てめえのような尻軽女は何しても続かないんだ」
と暴言をはき
高校三年生のときに酔っ払って無理矢理私がお風呂に入っているときに
風呂に入ってきてジロジロ眺めまわし
私は恐怖のあまり声も出せなかった
気味が悪い
気持ち悪い
この家にいられない
いたくない
出られなければ死ぬしかないと思った
いくら成績が良くても、女だから高卒で働けと言われたが
もうこの家にいたら
自分は働きバチとして金をむしりとられるだけだ
でも「国立大学以外は進学させない」と無理難題を言い
弟は「男だから私立でもいい」という
もう家にいたくなかったので、地方の国立大学に合格してからは
もう実家にいる必要もなくなって嬉しかった
小学校中学校でも、教師が算数の問題を解けない生徒にビンタをつって
私は学年で数学が一番だったこともあったけどそれでも解けなくて
問題が解けなくて、悪いことをしたわけではないのに暴力を振るわれて
心も体も傷ついたし、理不尽さへの怒りを覚えた
中学でも「女だから」と言われて
名門高校に進学させてもらえなかったり
暴力と差別の連続だった
暴力が日常茶飯事だったから
こんな地獄のような世の中で生きていたくないと思ったし
子供なりに幼児虐待されると
被害者である子供は大人になって子供に対して暴力を振るうようになると聞いたので
なので私は自分がそうなるのが怖かったし
幸か不幸か子供は生まれなかったので
大人になって暴力をふるわれることもなくなったので
世の中はこんなに楽に生きていていいんだと
少し安心しました。