こんにちは、ななです。 節分の鬼やらいで、目が四つあるお面で、鬼を追い立てる役だった方相氏は現在は鬼になってしまっています。 方相氏 方相氏を矢で援護している図です。
鬼になってしまった方相氏は、実は三苗(蚩尤民族)の英雄蚩尤だったと気がつきました。 それは中国のサイトで、方相氏の図を見て、蚩尤だと気がついたからです。
方相氏,為宮廷臘月儺禮及喪禮的重要主角。他身披熊皮,在熊皮的頭部上裝飾著四隻金黃的眼睛,然後穿著黑色的上衣和紅色的裙子。兩手分別拿著盾和戈舞動,率一百二十名童子,分別在宮中或喪禮時,搜索鬼疫,驅趕它們。 周禮》.卷三十一〈司馬政官之職〉:
「方相氏,掌:蒙熊皮,黃金四目,玄衣朱裳,執戈揚盾。帥百隸而時難。以索室毆疫。大喪先?。及墓入壙,以戈擊四隅,敺方良。。」http://rub.ihp.sinica.edu.tw/~hanrelief/h/h08_0202_0112.htmより
図の方相氏はどう見ても蚩尤です。
蚩尤は日本では兵主神と呼ばれています。 武器の発明者で、漢民族に中国から追いやられ、このようなたくさんの武器を持った牛の化け物の姿にされてしまいました。 漢民族に追われて日本に来た苗族が蚩尤を銅鏡の模様にしていたようです。 尾張は扶桑国?東之宮古墳の銅鏡は蚩尤と女媧と伏羲 参照 もともと蚩尤は三苗・姜族などの蚩尤民族の指導者の神農炎帝蚩尤です。 黃金四目,玄衣朱裳,執戈揚盾 は日本の方相氏と同じ出で立ちです。 写真はウィキより
蒼頡(そうけつ) 
https://www.rekihaku.ac.jp/education_research/gallery/webgallery/sekitaku/theme7/fit41.html 歴史故事を表現した画像です。上段の人物は、目が4つあります。蒼けつ(そうけつ)という文字を発明した神です。隣りはおそらく神農で、蒼けつが差しだした草を食べています。神農は、作物の栽培を人間に教えた神です。あらゆる草を自ら食べることで、作物に適しているかを研究したそうです
漢字の発明者 蒼頡と武器の発明者 蚩尤は仲良し
蒼頡は蚩尤の敵の黄帝の臣下とされていますが、蚩尤と随分仲良しなんですね。 服装も蚩尤と蒼頡もどう見ても同じ柏の葉を身に付けていて、同族ではないのでしょうか? もしかしたら、二人は同一人物なのかも。だから目が四つとか? 同一人物でないにしても服装からすると同一民族と思われます
四ツ目の人蒼頡に薬草を勧めてるようにも見えます。 この二人とも柏の葉を身に付けています。同じ格好をして、同族なんじゃないですか? とすると、中国拳法と武器の発明者は蚩尤で、漢字の発明は蒼頡ですから、蒼頡まで蚩尤民族でしたら、漢字も武器も苗族が発明したことになってしまいます。 漢方ではなく苗方、漢字ではなく蚩尤文字でしょうか? 狗を呉の時代までととらえるより、もっと時代を遡って蚩尤民族として捉えた方が解かりやすいと思います。呉の孫権も蚩尤民族の末裔です。
神農炎帝蚩尤
蒼頡 どう見ても二人はお友達
柏紋 蒼頡のお墓の脇には柏の大木があります。 実際に、楠など苗族しか使ってない漢字もありますし、南は苗族の銅鑼を表現したものとされています。 漢民族は蚩尤民族を中国から追放しましたし、漢字の発明まで苗族でしたら、大変なことになります。 中国のブログを読んでいると、神農は漢民族の祖の一人と間違った事書いている人が多いです。 ということは、蒼頡も勝手に漢民族にされて、黄帝の臣下にされてしまい、本当は苗族なのかも。 漢字の起源は漢民族、ではないかも・・・

実際の蚩尤はこんな感じでしょうか? 角が二本の鬼と、一本の鬼で蚩尤と蒼頡のようでした。(中国の鬼のウィキより) 
角が頭に三本の人はこの人がいますね。
弥五郎どんです。
もしかしたら身体の大きな蚩尤民族が日本に来ていて、蚩尤民族の例えじゃないでしょうか?
三星堆青銅神樹の鳥

鬼の頭はフツ
ところで鬼を調べていたら鬼の頭を表す「甶」のよみはフツだそうです。 甶とは、鬼の字の頭である 拼音:fú 音訓音読みはフツ 甶: (說文解字 篆體字) 意味・字形〔説文解字〕に「鬼頭なり。象形」とあって鬼の頭の象形とする。ただ甲骨文の鬼の字は田の形が多い。字の用例はほとんどない。
《說文》:“鬼頭也。象形。凡甶之屬皆從甶。”但是由于鬼是一個虛無縹緲的無定形的東西,誰也不知道許慎的“鬼頭也”指的是什麽。徐中舒釋義說:“所斬獲敵國之首也,用為祭品。”這個釋義我非常贊成,而且我認為它正是甲骨文“甶”的本義。殷商在盤庚以後的一段時間內斬獲敵人以後一定是將敵方的頭顱斬下包裹以後回國交差。因為頭顱太重、恐怖且攜帶極不方便,後來改為“獻聝”即獻上敵人的左耳以計戰功。從甲骨文字看這個轉變可能是存在的。因為殷商常以敵方之頭顱來獻祭。甶者,俘也,福也。 卜辭:“羌方甶其用王受又(祐)”(甲507) 卜辭:“用囗方甶于妣庚王賓”(南明669) 卜辭:“乙卯卜。甶十用”(乙8810) 三例中“甶”當為將敵方之頭顱作為祭品。但是將敵方之首級作為祭品只是甲骨文“甶”的引申義而不是本義。其本義就是敵人的頭顱。
これを読むと鬼の頭を「甶」fú フツ と表すようです 漢字の「鬼」の上の部分です。 俘囚の俘も福岡の福も、鬼の首のことのようですね。 鹿島神宮に阿弖流為の頭があります。 考えてみたら、阿弖流為は鬼・俘囚なので、鬼の首を「フツ」と言ったのかも。 鹿島神宮も弥五郎とは無関係ではないかもしれません。 鹿島の杵嶋ぶりの伝説は東国に来ていた隼人たちが国栖で鬼だったからではないでしょうか?
行方郡の条に、建借間命が「杵嶋ぶりを歌って」七日七夜舞い歌うという計略を用いて国栖を誘き出し、討伐したという説話がある。http://www.furutasigaku.jp/jfuruta/simin12/hitatika.html
布都御魂は鬼の首(御魂)のことか?
高倉下が神武天皇の下に持参した剣が布都御魂、敵の国中を行くときは、敵の大将の首を魔除けとして掲げてゆくのを表したのが「道」という字です。 もしや敵方の「鬼の首」=フツを持参されたりしたら、それは急に元気になると思いますが・・考え過ぎでしょうか? 殷の妲己(己氏の妲姫)は本当に悪女だったか? 参照
若 お面をつけた巫女さんが、踊り狂っている様らしい。古代は人類の生産力が弱く、食べ物(獲物を含む)を手に入れるには、自然界の精霊に祈りを捧げなければならなかった。この自然界の精霊というのには、神仙もいれば、亡くなった人の霊魂も含まれる。 かぶるお面は、頭には角があり(文字には3本あるね)、
(図は筆者添付 まさにこれですね)
口と鼻がつながっていて(獣面だ)、膝は曲がっており、お尻から尻尾が生えている。この状態で、大自然の精霊と交感するために、まじないの言葉を喚きながら踊り狂ったらしい。http://kkomori.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-e53d.html
ということは、アメノウズメ・鈿女もお面を付けて踊り狂っていたのかもしれません。 お尻から尻尾は井光姫のように、山伏姿の鹿の毛皮をお尻につけていたからではないでしょうか? 香久山の日陰葛を垂らして、尻尾のように見えたかもしれません。写真が小さいですけどお尻に鹿の尻尾のように見えます。
今でも、神官の衣冠束帯は尻尾があるように見えます。

こんなのも御参考に ずっと伏せんを貼り続けているのですが。。。
「方相氏,掌:蒙熊皮,黃金四目,玄衣朱裳,執戈揚盾。帥百隸而時難。以索室毆疫。大喪先?。及墓入壙,以戈擊四隅,敺方良。。」http://rub.ihp.sinica.edu.tw/~hanrelief/h/h08_0202_0112.htmより
若 お面をつけた巫女さんが、踊り狂っている様らしい。古代は人類の生産力が弱く、食べ物(獲物を含む)を手に入れるには、自然界の精霊に祈りを捧げなければならなかった。この自然界の精霊というのには、神仙もいれば、亡くなった人の霊魂も含まれる。 かぶるお面は、頭には角があり(文字には3本あるね)、