ひょんなことで、京都の貴船神社の元宮も橘氏の里にある事を知った。
それは橘諸兄の屋敷のあった橘氏の里、京都府綴喜郡井手町に梅宮神社の元宮を訪ねた時だ。
梅宮神社の元宮は京都府綴喜郡井手町にあった
当社は今から凡そ千三百年前、橘氏の祖・諸兄(モロエ)公の母、県犬養三千代(アガタイヌカイミチヨ)が、橘氏一門の氏神として始めてお祀りした神社です。その鎮座の地は山城国相楽郡井出庄(ヤマシロノクニソウラクグンイデノショウ)すなわち、今の綴喜群井出町付近であったと伝えられています。 梅宮大社祭神縁起 より
京都府綴喜郡井手町の資料が手元に無く、愛読書(!?)のほんとうにあった怖い話HONKOWAの冒頭記事で井手町や元正天皇や橘諸兄の特集をしていて、写真も出ていたので、これを持っていったら、写真を見せてここはどこですか?と尋ねたらわかりやすいだろうなと思って、切り取って持参しました。
HONKOWA取材班in橘氏の井出町
HONKOWA取材班が「梅宮神社改築費寄付芳名」とあるから、神社名もわからないけど、ここが梅宮神社の元宮だと思った神社です。


そしてこのあと、寺尾玲子さんがこの神社まだ生きてる、どうのこうので、しんがりをとった場所です。
(寺尾玲子さんがしんがりをつとめるのは愛読者ならどういう場面かわかるはず!?)
HONKOWA編集者は
狛犬の足をひもで縛ってあるのを見て「不気味」だと書いてますが、
それは、行方不明になった人が帰ってくるようにという昔からあるおまじないです。
戦争中に出征した人が無事帰るようにと蛙の像を奉納したのと同じです。
そんな事もHONKOWAの編集者は知らないのかと驚いたのですが
梅宮神社の元宮ではなく貴船神社の元宮だった
地元の方が、
「ここは梅宮神社の元宮じゃなくて、貴船神社の元宮だ。貴船神社の元宮もここにあるんだよ」
と教えてくださったので、この神社が京都の貴船神社の元宮だとわかりました。
それにしても、京都の梅宮神社の元宮と貴船神社の元宮を間違えていたので、ほん怖編集部にメールでお知らせして、
訂正してくださるようにお願いしたのですが、
『闇の検証』の単行本となって発行されても、梅宮神社の元宮のままです。
編集者は自分が間違えていたということを読者さんには知られたくないのでしょう。
せめて単行本を出すときに、訂正してくれてたらいいのに
元正天皇と橘諸兄の霊視をして
橘諸兄の邸宅跡にある梅宮神社の元宮を探して、縣犬飼三千代を探る、という内容でしたが、
場所を間違えてたら無理でしょう。
それに縣犬飼三千代も阿波忌部の祖の手力男の子孫で、だから貴船神社の元宮もあり、
梅宮神社では酒解神(大山祇神(おおやまつのかみ))と酒解子神(木花咲耶姫命 (このはなさくやひめのみこと))を祀っているということは、その子孫でもあるということです。
なので、格が違うので、探ろうとしても無理だと思います。
あげくに「ここはまだ使い魔がいる」と寺尾玲子さんが言って
しんがりをつとめてたけど、貴船神社でしたら、丑の刻参りが有名ですから、する人もいるかもしれないです。
まあそんな事が書きたかったのじゃなくて、貴船神社の元宮についてです。
次に続きます