もうじき桃の節句です。
自分のお雛さまは、親がもう古くなってしまったからと人形供養に出してしまった。
人形供養に出すくらいなら、髪の毛がぼうぼうでもお雛さまを送ってほしかったのに、もうなくなってしまいました。
それからどうしたことか、雛人形が欲しくてたまらず、中古でいいからとオークションで安く入手しました。
お店の展示品などは安く出品されており、私などもう人間も古いから中古のでいいなと思っておりましたら、お店の展示品などの新古品というのがありまして、それでオークションに入札しまして手に入れました。
お雛さまは元々厄除けの人形
お雛さまは元々は厄払いのための身代わり人形で、よく神社にある人形(ひとがた)が原型で、そこから流し雛になり、お人形が豪華になっていきました。
なので、お雛さまを飾ることは、旦那と私の厄除けにもなると思ってます。
赤い緋毛氈の色も厄除けになる色ですし、橘も桜も厄除けです。
お持ちの方は飾ってあげた方がいいと思います。
やはり雛人形は女の子の幸せを祈る身代わりともなってくれるものですから、大人になってもあれば飾りたいものです。
といいつつ、やっとこの間クリスマスツリーをしまった自分はお片付けがダメダメなのですが、クリスマスツリーは冬至に太陽のエネルギーが一番低下している時期に、赤色のものとかを飾って、見た人がエネルギーをゲットするしくみです。
なので、旧暦のお正月くらいまでは飾っていていいものかもしれません。(でもなかなか二月になるまでツリーがあるというのもなんです)
お人形が無くても、千代紙などでそれらしく作って飾ればいいのかなあと。
ずっと千代紙でできた小さな小さなお雛さまを飾っておりました。
こんな箱入りのお雛さまもあるんですねえ
江戸時代は虫干しを兼ねて後の雛といって、重陽の節句などに飾る風習があったとか。
また最近になってお人形業界が復活させようとしているとか。
旧暦の重陽の節句は十月ですので、乾燥していて確かに虫干しにはよい季節です。
私は自分のお雛さまは、がっつりと旧暦の三月三日まで飾っておくつもりです。
調べているとお雛さまは京雛が最高級とされているそうで、頭師誰それとか、着付け誰々とか、色々とこだわる方はこだわるんですね。
自分は、初めてお雛さまが届いた日、あまりの美しさにうっとりと眺めていて、京雛であろうとなかろうと、自分のお雛さまが最高だと思っています。
毎日、お雛さまに向かって「綺麗だね、可愛いね」と言ってます。
自分の身代わりとなってくれるものですから、言霊で自分に言っているのと同じになって、いいのかもと。
どこかで読んだ怖い話
そういえば、どこかで読んだ話ですが、旧家で女の子を養子にして、その養子の女の子に家長の厄を背負わせて、毒殺していまう怖い話がありました。
今では、さすがに養女を殺すわけにはいかず、代わりに雛人形に厄を背負わせるそうです。
そして、何年か飾ったあとは、そのお雛さまを処分するそうです。
果たして人形供養に出すのか、それとも、厄を背負わせたまま、売り飛ばしてしまうのか。。。
もしかしたら、あなたのその中古のお雛さまは、どこかの旧家の厄を背負ってあなたのもとに・・・・
なんてことはないと思いますが
怖いですねー