前回、三峰神社の奥宮に登攀参拝しようとしたとき、最後の鳥居の手前に行く途中で、倒木があって、どうしても越えられなくて、断念しました。
それで今回は再挑戦しようと思い出かけました。
朝食のとき、今日は雲海が見える、珍しい珍しいと宿の人達がいうので写真をぱちりです。
食堂の窓から





こちらはお食事 朝食です













これは朝食です。あじのひらき、なめこ汁などでした。ご飯もお汁もお代わりしました。
三峰神社奥宮妙法ヶ岳登攀は登山装備はしっかりとマイペースで
当日のお天気は曇りのち雨だったので、早くに出かけて、さっさと帰ってこよう思いました。
宿坊のフロントできいたら、普通なら往復だけで二時間くらいだそうですが、初めてですし、高い所は怖いので、休憩しながらのろのろと登っていたら、奥宮に着いたら二時間くらいかかってしまいました。
喘息持ちなので、ゆっくりとしたペースで登りました。
一の鳥居までこういう道が続きます

一の鳥居

ここから山道という感じです。
ここで登山届を書いてから入ります。
熊が出るので必ず熊鈴を持っていく
熊が出るので必ず熊鈴を持っていくように言われます。
今年の八月七日に熊が出たという張り紙が三峰神社の境内にあって、
そのためか宿坊は夜九時以降は外出禁止でした。
ショルダーバッグを肩掛けにして登っているつわものもいました。
水分はウィダーインゼリー二本とポカリ一本と豆乳パックを持ちました。多すぎだけど
お供えしてから食べようとチョコクロワッサンとみかんも非常食料として持ちました。
帰ってきたら食堂がお休みだったので、チョコクロワッサンがお昼になってしまいました。
愛用の登山用のステッキも持ちました。
山の天気は変わりやすいので、必ず雨具、私はポンチョを持っていきます。
万一、妙法ヶ岳、雲取山で遭難したとき、携帯が通じる場所だったらいいんですが、携帯が通じないところもあるそうです。
防寒のアルミシートは常時持ってます。
転げ落ちたら自力では這い上がれないからと言われているので、とにかく登山は初心者なので、無理しないでマイペースで登ろうと思いました。
鎖を登るときに、素手でも大丈夫ですが、鎖が少し滑るので、すべり止め付きの手袋を持っていったほうがいいなと思いました。
二の鳥居
二の鳥居


前回はこの先に倒木があり、引き返しました。
前回引き返した、横が急斜面になっている所は、怖いという記憶があって、足がすくんでなかなか進めませんでした。
足がすんくでいるときに、ピッタリと後ろにつかれて、早く行けと足音高く歩かれるのは嫌なものだなあと感じました。
もっと先の凸凹道に比べたら平なんですけどね、土が少し湿気っているので滑ったら滑落なのでそろそろと進みました。
でも帰り道、崖のほうをのぞいてみたら、最初に思ったほど怖くもなく急でもなかったので、ほっとしました。
三の鳥居
三の鳥居

奥宮手前の四の鳥居

奥宮の鳥居までようやくたどり着いて、その先は足場の木の階段などがもう腐っていて怖いのですが、そこもそろそろと進みます。
ものすごく急な階段の上が鎖場です

最後は鎖場です。
途中までものすごく急な階段で、そこから先は鎖に掴まって登ります。
三峰神社からも雲海が見え奥宮からも雲海が素晴らしかった
奥宮に到着です。
まずは奥宮に参拝御参りです。



お参りして、しばらく頂上で休憩していると、本当に気持ちのいい場所でした。
こんなところにまで、お社を引っ張り上げた信仰の力はすごいものだと感じました。
出かける朝、朝食を食べていたら、今日は雲海が見えるから珍しい、珍しいと宿の人が言っていました。
登り切ったら、見事な雲海が見えました。
身も心も軽やかになるような気がしました。
下は幻想的な雲海が続いてます。



ああ、ここでテント貼って一晩いられたらいいだろうになあと思いましたが、熊が出るし、テントごと吹き飛ばされて下に転げ落ちたら御陀仏です。
お供えしておいたみかんとチョコクロワッサンを食べて、三峰神社の神之湯の前の自販機で買った豆乳を飲んで、また鎖場を降ります。
鎖場を降りるのが怖くて大変でした
鎖と手摺につかまってそろそろと降りていると、上から山男のおじさんが鎖を二つ掴んだほうがいいと言ってますが、こっちは掴まるのに精一杯なので余計なお世話です。
あまりに私が鎖場を降りるのが遅いのでおじさん山男は「鎖場初めて? そこで止まってて、先に行かせて」と追い越していきました。
こちらも妙法ヶ岳山頂からこちらは雲取山方面らしいです

奥宮からは、下の神社は、とても賑やかな音とか聞こえてきて、まるで小学校の運動会をやっているような楽しく賑やかな感じがするので、もしかしたら、狼さんはそのにぎやかさにつられてお山を降りるのかなとおもったりもしました。
奥宮の頂上から

登りはあんなに怖かった、横が急斜面になっている道も、帰りは全く怖くないのが不思議でした。
かなり降りたところから、雨が降りだしました。
けっこう雨が降ってきたんですけど、木の枝が雨除けになっていて、ほとんど濡れませんでした。
下にちかくなって雨具のポンチョを着ました。
ようやく念願の三峰神社奥宮登攀参拝ができました。
降りる途中のあずま屋の近くからの見晴らし

見事な雲海です

三峰神社の興雲閣の神之湯で汗を流す
三峰神社に戻って来た時にはかなり雨が降ってました。
興雲閣に戻って、神之湯に入り(宿泊した人は100円引きの500円でした)、ゆっくりと湯船につかってストレッチしました。
今回は一泊で合計五回も温泉に漬かりました。
ぬくぬくの館内がありがたいです。
神之湯にはボディソープもシャンプーもあるのですが、リンスインシャンプーだと思うけど、シャンプーのあと髪がゴワゴワなので、リンスだけは持っていったほうがいいです。
神之湯の入湯料は普通は600円で、タオルも欲しい人は100円です。
その日は三峰神社の食堂はお休みで、鳥居の下の売店は開いていたのですが、チョコクロワッサンを食べたし、そのままバスに乗ってしまいました。
もうかなり雨が降ってました。
寒がりの方はレッドアロー号の一号車と七号車は避ける
2時半のバスに乗り、西武秩父駅からレッドアロー号で帰りましたが、レッドアローの中が寒くて寒くて、風がピュンピュン吹いていて、聞いたら一号車と七号車は空調が寒いんだそうで、それで席を変えてくれました。
寒がりの方、一号車と七号車は避けたほうがいいですよ。
筋肉痛になりましたが、ようやく三峰神社の奥宮に登攀参拝できて満足しました。
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