ジビエ Jibie というのは、季節の兎、鴨、鹿などの野生動物のお料理のことです。
もう二十年くらい前にベルギーに行ったときに、美術館のレストランでジビエを出していて、美味しかったのを覚えています。
秩父の今宮神社の直会の後におしゃべりしていて、秩父市長さん(そうなのかな?)が昨日は鹿避けのネットを400mくらい貼ったとおっしゃっていて、鹿が増えて困っている、なんでも融雪剤のナトリウム分をなめて鹿が丈夫になり、体格も良くなって子供もたくさん産んで、増えて困っているとおっしゃってました。
駆除して、鹿肉をジビエにすればいいと簡単に思ったのですが、山の中で鹿を撃っても、すぐに血抜きをしないと生臭くて食べられないのだそうで、沢で仕留めたら処理が簡単だけど、山の中で処理するのは難しいから、処分に困るという話でした。
それで市長さんは鹿の処理方法を視察するためにオーストラリアの鹿牧場まで行かれたそうです。
肉は食用に、角とか内蔵は薬として全部売られているそうです。
鹿肉の厚いステーキは美味しかったそうです。
赤ワインに漬け込むと美味しくなるそうです。
そういえばベルギーで食べたのも赤ワインでこってりと煮込んでました。
さすがにヨーロッパとかでは昔から広く食べられているでしょうけど、日本でもちょこちょこ鍋とかで地方では出してくれますけど、あまり目にしないです。
日本は鹿牧場もないし、猟師さんたちはネット販売なんてしないから、鹿をとっても肉の処分に困るそうです。山の中で撃ったのを、その場で処理するのは難しいそうです。
それで何かいい方法を模索しているそうです。
観光客としては秩父駅周辺で美味しいジビエが食べられたら、食べに来ますので、早く出せるようにしてください。
駅ビルとかの食堂でもあったら絶対に食べてみたいです。
駅ビルで出してくださいと市長さんにお願いしておきました。
ああ、ジビエ、早く秩父でジビエが食べたいです。
絶対に観光名物になると思うけどなあ
鹿の角とかの漢方薬も売ってたら買う人もいそうですし。